無担保型ステーブルコイン「TerraUSD」が下記のグラフの通り、一時40%近く下落した。
今もまだ10%程度下落しており回復していない。
そもそもこのステーブルコインは、USDの価値に連動するように作られている。
つまり1ドル近辺でなければならない。
価格が1ドルから大きく上下動すると、このステーブルコインを安心して持つことはできない。
ステーブルコインは大きく2つの形態がある。
TerraUSDの通り、無担保型で裁定取引やアルゴリズムが働き、価格を維持するものと、 USDT、USDCのように単純にドルなどの裏付け資産を保有して価格を維持するもの。
今回の急落を受けて、やはり無担保型のステーブルコインをいう夢は破れた崩壊したように思う。
通常時には上手く働くアルゴリズムも大きく相場が下落したときには、効かなくなることが証明された。
今回の事件を機会に、無担保型ステーブルコインは崩壊していくのではないかと思う。
一度失った信頼はなかなか取り戻せないだろう。
ということで、ステーブルコインを持つなら裏付け資産(法定通貨)がある有担保型のものにしよう。
有担保型でもUSDTとUSDCが代表的なものとして存在するが、その裏付け資産自体の信頼も高いUSDCが良いであろう。