以下の通り過去に記事を書いたが、InstagramがNFTサービス拡大を正式に発表した。
これでInstagramの世界のユーザー約10億円がNFTサービスを利用することになる。
仮想通貨業界にとってはビックニュースだ。
InstagramはMeta(旧Facebook)であるから、当初Metaは仮想通貨関連サービスを独自のブロックチェーンで実施しようとしていたが、今回は、サードパーティのウォレットとパブリックブロックチェーンを利用することになった。
現時点で利用できるサードパーティのウォレットはRainbow、MetaMask、Trust Wallet、Coinbase Wallet、Dapper Walletで、Pantomが近日中に対応予定。
対応するブロックチェーンはEthereum、Polygon、Flowで、Solanaが今後対応予定となっている。
先ほども書いたが、このMetaの方向性は仮想通貨業界に良い意味で大きなインパクトを残すことなる。
当初Metaが自分で囲い込もうとしていたサービスを、既存の仮想通貨サービスを利用して実現している点だ。
これは、この圧倒的な数を誇るInstagramのユーザーが既存の仮想通貨サービスに流れこむこととなるので、既存のサービスの取引量が桁違いに伸びることなる。
特に、対応するブロックチェーンに選ばれたEthereum、Polygon、Flow、Solanaは取引件数が大きく拡大するであろう。
この中でもFlowは取引件数は少ないブロックチェーンであるから、今回の連携のインパクトが最も大きいといえよう。
この4つのブロックチェーンは引き続き注目していこうと思う。