日銀 担保に米国債追加

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日銀は18日、米国債等の外貨建て債券を担保に資金供給する検討に入った。21〜22日の金融政策決定会合で決める方向。通常、日銀が金融機関に公開市場操作を使って資金を供給する際は、日本国債などを担保として受け入れている。米国債等外貨建て資産を担保として認めるのは異例である。

日銀が発行している通貨「円」の信用力は、日銀の保有している資産に依存する。通常、金や自国の国債(日本国債)を資産として保有し、これを裏付けとして「円」を発行しているのである。

現在は異常事態なので、CP、社債等を買い取り、円資金を供給しているという状況であるが、この手法を使えば使うほど、日銀の資産は劣化し、「円」の信用力は落ちているくのである。

5月12日の「FRB次の一手http://d.hatena.ne.jp/qqqqchan/20090512
5月17日の「GM破綻後の影響」http://d.hatena.ne.jp/qqqqchan/20090517
で、6月のGM危機までの間にFRB米国債買取枠増額のアナウンスがあると書いたが、FRBではなく、日銀で米国債を買い取るということにしたようだ。FRBではこれ以上の買取は難しいから日銀に押し付けたということであろう。

同日5月18日にはムーディーズがこの時期に異例の日本国債の格上げ(なぜ?)を行っているが、米国債を押し付けた代わりに優遇したのであろうか。

今回の日銀の米国債買取という処置で、米国債に巨大な買い手が現れたことになるから、米国債金利上昇も一旦落ち着きを取り戻すと思うが、逆にいえばそれほど米国は追い詰められている。ストレステストの結果発表から、経済指標がよくなった、最悪期を脱した等立て続けに明るい報道が出ているが、実態を覆い隠すためのものであり、投資家には冷静な判断力が求められる場面である。

米国債金利が上昇しはじめた時、本当の恐慌がやってくるのである。

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