に口座を開設しましょう。
Ｓ＆Ｐケース・シラー住宅価格指数とは、格付会社Ｓ＆Ｐと米調査会社マクロマーケッツが共同で算出し、Ｓ＆Ｐが発表している一戸建て住宅の販売価格の推移を示している注目指数。2000年1月時点を100と設定して指数化している。
２６日、Ｓ＆Ｐが発表したケース・シラー住宅価格指数によると、３月の主要２０都市圏の住宅価格動向を示す指数は 前年比１８．７％低下した。エコノミスト予想が、前年比がマイナス１８．４％であったので、住宅価格が改善の方向にあるという考えにやや水を差した結果となった。
主要１０都市圏の価格動向を示す指数も、前年比でもマイナス１８．６％で、ピークからの下落率は３３．１％に達し、下げ止まりの兆しははっきりみえない状況。
経済全般の弱さを踏まえると、住宅価格の落ち込みは２０１０年半ばまで続く公算が大きく、ピークからの下落率は最低でも４０％まではいかないと底は打たないと考える。
日本のバブル期における住宅価格のピークからの下落率は６０％であったので、最悪ここまでいく可能性も否定できないのである。過度な楽観論は避けるべきだ。
