穀物メジャーで世界の食料を牛耳る米国

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ジム・ロジャーズが農産物投資を推奨しているので、少し農産物について調べてみた。

農産物分野に対する知識はあまりないので、驚くことばかりである・・・。

 



カーギル

 

世界の人口は68億人を超えた。現在でも毎日2万人の人が飢餓で死に、8億人の人が飢餓に苦しんでいる状況である。1年で8千万人の人口増加ペースなので、近い将来、世界的に食料不足が起こっても不思議ではない。

現在、穀物を輸出できる余裕のある国は、米国、カナダ、アルゼンチン、オーストラリアの4カ国といわれている。その中でも米国は全世界の穀物輸出量のなんと75%を占めているらしい。

米国は世界最大の穀物生産国なのである。

この穀物仕入、世界に供給しているのが、世界最大の穀物メジャーといわれるカーギルである。このほかADM、バンゲ、ルイ・ドレフェスの3社をあわせて、世界の4大穀物メジャーと呼ぶ。

すべて米国本社で、この4社で世界の穀物の70〜80%を取引している。まさしく世界の食料を4社で牛耳っているのである。

世界最大の穀物メジャーカーギル」とは1865年創業の古い会社で、66カ国に15万人以上の従業員を持ち、年間売上高は9兆円あるそうだ。

これが株式非公開の家族経営を行っているというので驚きだ。世界の穀物シェアの4割を握っている企業が私的企業なのである。

ご存知のとおり、日本は食料輸入国であり、私たちが口にしているものほとんとが、この私的企業カーギルが携わっているのである。

もし、昨年8月頃の農産物相場の高騰がおこり、それが長引いた場合に、この私的企業カーギルが意図的に在庫を貯め、輸出を絞ったら日本はどうなるか。

いくら1,400兆円の金融資産をもっていても、例えば農産物価格が10倍になったら、その価値は140兆円になってしまうのです。

考えただけでぞっとします。

ここ最近、農産物、資源価格が下がっています。中国はせっせと、資源を買い貯蔵し、農産物の自給率を高めるための政策を必死に実施しています。

一方、日本が減反政策をやっている。こんなことをやっていたら、いずれ米国が見捨てれば日本は終わりです。

政治家に任せられないのであれば、個人としては農産物に投資するのも自己防衛策の一つかもしれません。ここしばらくの農産物価格の下げの状況をみながら、少しずつ買いたいものです。

個人が農産物に投資する方法ですが、

プロに運用を任せたいのであれば農産物ファンド

自分で投資したいのであれば、ドットコモディティのCFDくらいしかないでしょう。

さすがに商品先物取引は抵抗があると思いますので。