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■ 時事ネタ
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・国際通貨基金(IMF)は18日の理事会で、保有する金
のうち、約8分の1に当たる403・3トン分を売却すること
を決めた。
・米メディアによると、売却する金の価格は現在の市場価格
で130億ドル(約1兆2千億円)程度になる。
・IMFは金売却で得た資金を運用し収入源を多様化する。
収入が減っているIMFの運営を安定させるのが狙い。
運用益の一部を低所得国に対する支援にも活用する。
・IMFは金市場への影響を避けるため、各国の中央銀行や
政府部門に相対で売却し、直接市場に放出しない。
(9/19:共同通信より)
■ コメント
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・以下のランキングを見てほしい。
●金の国別保有量トップ10
(2008年3月現在、WGC調べに一部直近の動きを反映)
順位 国名・機関名 重量(t)
1 米国 8,136.2
2 ドイツ 3,433.2
3 IMF 3,217.3
4 フランス 2,977.8
5 イタリア 2,451.8
6 中国 1,054.0
7 スイス 1,040.1
8 オランダ 767.5
9 ECB 766.9
10 日本 765.2
・金は金本位制がなくなった現在でも、通貨に対する準備金と
しての役割を持ち、通貨の信用を補完している。
・米、独、仏等欧米各国は、中央銀行が準備金の半分以上を
金で保有してしているが、中国、日本はほとんどドルで保有して
おり、金準備は数%と極めて少ないのが現状である。
・IMFは、今回の売却を手始めにすべての金を売却する方向
であるので、この受け手が注目されている。
・受け手としては豊富な外貨準備を持つ中国、日本、アラブ諸国が
考えられるが、日本、アラブ諸国はアメリカとの関係もあり、
金よりはドルを買わなければならないので、やはり買い手は中国と
なるだろう。
・中国は、人民元の信用力と価値を高めたいこともあり、今年4月
に金準備を454トン増やして、金準備を増やす方向に舵をきっている。
・中国の購入意思は強い。
・中国がIMFの金をすべて保有すれば、金の保有量は4,271トン
となり、米国に次ぐ金の保有国となる。
・中国の金の保有量が世界一になった時、人民元が基軸通貨となる
であろう。まだまだ先であるがその方向に動き出していることは
間違いない。
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