資金は比較的安全な資源国債券へ（豪州、カナダ、ブラジル）

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おはようございます。

本日もどうぞよろしくお願いします。

■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン　
19,550.89
(-114.19)

ＮＹダウ　
9,908.39
(-103.84)

日経平均　
9,951.82
(-105.27)

日経225先物（シカゴ）　
9,880
(-115.00)

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）

ドル−円
89.30
(-0.07)

ユーロ−円
121.91
(-0.20)

ユーロ−ドル
1.3652
(-0.0010)

●債券
米国10年債　
3.57%
(+0.00%)

日本10年債　
1.34%
(-0.01%)

●商品
NYMEX 原油先物
71.91
(+0.02)

NYMEX 金先物
1,065.00
(-0.90)

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■ 相場コメント
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・香港株、中国株とも下落。

・銀行に対する融資規制等景気引き締め
策が強化されるのではないかとの懸念が
強い。

・人民銀行（中央銀行）の前総裁が2010
年7月以降利上げをする可能性が高いと
話した。

・利上げは視野に入っており、タイミン
グは上海万博（5月〜）が一段落してから
であろう

・欧州株は上昇。

・乱高下しながらも終了時にはプラスと
なった。

・ディフェンシブ銘柄中心の買であるた
め、投資家心理はまだ不安な状況という
こと。

・英国の債券がインフレ懸念から売られ
、3.95%に利回りが上昇している。資産
買取プログラム（中央銀行による国債買
い）を先週中止しているため、買い手は
大丈夫かと懸念が出ているのも利回り上
昇の要因。

・欧州債務問題がイギリスに波及すると
世界に激震が走るであろう。なくもない
話である。

・米国株は下落。節目の1万ドル割れ。

・欧州の債務問題が広がりに対する懸念
から売られている。

・5日にSECが株式の空売り規制（株を
保有していない投資家が株を借りて売る
ことに対する規制）を再導入する意向を
固めた。

・明らかに株価対策である。今後、大幅
な下落も想定しているのであろうか。

・ユーロ、英国の通貨下落が続いている。
ドルも安くする方針なので、消去法的に
円が買われている展開。

・ただ、円買いは一時避難的なもの。
この資金はやがて比較的金利が高く、
比較的に安全な通貨国である、豪州、
カナダ、ブラジルの債券に向いていく
であろう。

・やはり資源で担保されている国は安心
感があるということ。

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