ドル安→アジア通貨高の流れか

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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン　
21,237.43
(+184.32)

ドイツDAX指数　
6,156.85
(+36.80)

ＮＹダウ　
10,895.86
(+45.50)

日経平均　
10,986.47
(-9.90)

日経225先物（シカゴ）　
11,090
(+135.00)

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ドル→円→ユーロ）

ドル−円
92.43
(-0.04)

ユーロ−円
124.58
(+0.60)

ユーロ−ドル
1.3476
(+0.0068)

●債券
米国10年債　
3.86%
(+0.02%)

日本10年債　
1.41%
(+0.02%)

●商品
NYMEX 原油先物
82.50
(+2.35)

NYMEX 金先物
1,109.40
(+17.10)

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■ 相場コメント
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（アジア）
・中国初の株式指数先物が4月16日に導
入されるとの発表を受け、中国株、香港
株は証券等金融株中心に大幅高、中国建
設銀行の良好な決算も上昇を後押しした。

・インドのセンセックス指数は2年ぶりの
高値を更新。海外ファンドによるインド
株の買い越しが続いている。

・インドの通貨ルピーも対ドルで2008年
9月以来の高水準と、インド経済成長へ
の期待が強い。

・以前から書いているが、当面は上値の
重い中国よりインドに注目すべきであろ
う。

（欧州）
・米大手格付会社のS&Pがイギリスの信
用格付（AAA）見通しをネガティブに指
定し、財政赤字の増大に懸念を示した。

・ギリシャとイギリスの財政状態は同
じようなもので、これまでAAAという
最上級格付を維持していることもおかし
な話。

・イギリスだけでなく、ポルトガル、
スペイン等欧州にギリシャ予備軍はまだ
まだ控えているので、株式市場も上値
の重い展開が続きそうだ。

（米国）
・2月の米個人消費支出は前月比プラス
0.3％と、市場予想と一致した。増加は
5カ月連続で株式市場は安心感から上昇
した。

・また、矢継ぎ早に住宅保有者支援プロ
グラムの拡充を打ち出す等個人消費を支
える政策が好感されている。

・ただ、米政府によるシティ株放出3兆
円や医療改革の企業負担などが影響し、
上値は重い。

（まとめ）
・ユーロの回復により、リスク回避的な
相場からややリスク選好になっている状
況。

・ドル安→アジア通貨高、資源高の流れ。

・欧米株は上昇しているが、懸念材料も
多く、上値は重いとみている。

・当面はアジア国、資源国への投資が
よいと思う。アジアであれば特にインド
、資源国であればオーストラリア、カナ
ダ、ブラジルであろう。

・どれも個別株や個別債券を買うのは
難しいと思うので、CFDやETFを利用す
るとよいと思います。

・CFDであればこちらをご参考に。

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