に口座を開設しましょう。
■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
中国 上海A株
3,048.89
(-16.49)
香港ハンセン
22,975.35
(-455.84)
ドイツDAX指数
7,016.37
(-11.03)
ＮＹダウ
11,457.47
(-19.15)
日経平均
10,309.78
(-6.99)
日経225先物（シカゴ）
10,365
(-5.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→円→ドル）
ドル−円
84.26
(+0.64)
ユーロ−円
111.34
(-0.59)
ユーロ−ドル
1.3214
(-0.0172)
●債券
米国10年債
3.53%
(+0.09%)
日本10年債
1.27%
(+0.01%)
●商品
NYMEX原油先物
88.49
(+0.39)
NYMEX金先物
1,384.20
(-10.70)
■ 前日の相場のコメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（アジア）
・中国株、香港株とも下落。
・中国政府が住宅価格上昇を抑える措置
に動くとの観測から、不動産株を中心に
下落となった。
（欧州）
・欧州株は下落。
・大手格付会社ムーディーズがスペイン
を格下げ方向で見直すと発表したことを
受け、欧州債務懸念が再燃し、銀行株を
中心に下落となった。
（米国）
・米国株は下落。
・この日発表の米鉱工業生産指数やＮＹ
州製造業業況指数など米指標は堅調だっ
たが、ムーディーズのスペイン格下げ
方向で見直すとの発表が重しになって、
下落となった。
（まとめ）
・米国の長期金利が3.5%まで上昇してい
る。
・10月前半には2.3%であったことを考え
ると短期間で急上昇しているのがわかる。
・上昇要因は、良い意味では、米景気の
足元の改善、ブッシュ減税継続による
景気回復期待、悪い意味では、巨額の米
国債買い入れによるインフレ懸念、ブッ
シュ減税の継続による財政赤字への懸念
が挙げられよう。
・良い金利上昇の場合、債券が売られた
資金が景気回復期待から株式市場に流入
し、株価は押し上げられるのだが、株価
がそれほど上昇していないところをみる
と、今回の長期金利上昇は悪い意味の方
が強いのではないかと思う。
・長期金利の上昇は、住宅ローン等貸出
金利の上昇を伴い、さらに債務者の財務
状況を悪化させる。そして借金返済が遅
れれば、銀行の不良債権が増加し、経済
に悪影響を与える。
・政府や米FRBの想定外の金利上昇が起こ
っているのであろう。
・4%までは容認すると思うが、それ以上
上がってくるようだと、米FRBが更に米
国債の購入を増やす等の措置をとって
くると考える。
・このように米国経済はまだ脆弱で難し
い運営を迫られており、市場が楽観視す
るほど、景気がすぐに回復する状況には
ないといえよう。
