NISA(ニーサ)活用法3

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現在の証券税制では、株式や公募株式投資信託等の譲渡益・解約益に10%、配当・普通分配金に10%の税率が適用されている(復興特別所得税は考慮せず)。これが、2014年から20%に上がる。同じく2014年に始まるNISA(ニーサ)はこの20%の税率が非課税となるので、メリットは大きい。
ここで、現在、利益が出ている株式や投資信託が130(うち30は利益)あったとしましょう。この商品はまだ上がりそうな気がするので、できれば保有したい。
この場合、どうすれば税金上のメリットを最も活かせるのでしょうか。
この商品を保有したまま、2014年からのNISA(ニーサ)に移管する。これが、最も良さそうな気はしますが、残念ながら、現在保有の商品をNISA(ニーサ)に移管することはできません。そんなおいしい話はないのです。
やはり、一旦、売却する選択肢をとるのが賢明でしょう。2013年中に売却して、利益確定すれば、10%の税金なので、3(30×10%)ですみます。2014年以降だと、20%の税金なので、6(30×20%)と税金が倍になり、3余計に税金を払うことになります。なので、2013年中に一旦売却して、3の税金を払えばよいのです。
ここで、買い直す場合の選択肢は2つあります。1.NISA(ニーサ)口座で同じ商品を買い直す、2.普通の証券口座(特定口座等)で同じ商品を買い直す。1の場合は、注意が必要です。NISA(ニーサ)は、非課税期間の5年経っても、利益が出ず、損失となった場合、NISA(ニーサ)以外で保有している商品の利益と損益通算ができないので、まるまる損になっています。ただ、更に利益が出た場合、その利益が非課税になりメリットは大です。
2の場合は、損失がでても、損益通算したり、損失の繰り越しができます。ただ、更に利益が出た場合、がっつり20%課税されます。
まあ、買い直した商品が利益になるか、損失になるかは相場次第なので、買い直すという行為はとりあえず置いときましょう。今、言えることは2014年になると税率が上がることは間違いないので、利益が出ている商品があれば、税金が10%と低い2013年中に一旦売却するのが良いということです。2013年中に保有商品を見直していきましょう(買い直す場合の手数料も勘案しながら考えていきましょう)。