イギリスとEUを繋ぐ糸は断ち切られるか。

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イギリスは今年の1月末にEUを離脱したが、今年の12月末までは、移行期間として関税ゼロなどの恩恵を受ける。

ただ、それまでにFTA等の交渉がまとまらなければ、イギリスとEUを繋ぐ糸は完全に断ち切れ、両陣営の経済に与える悪影響は大きい。

自動車などの日本のグローバル企業にもすくならからず影響が出るであろう。

 

そもそもイギリスは何年もかけて、なぜ、EUから離脱したいのか。

それは、自分の国をグローバリストから守りたいからであろう。

一時は世界の海を支配した大英帝国です。海運にかかる国際法、金融の仕組み、言語(英語)など、未だにイギリスの影響が世界に色濃く残っています。

世界を自由に支配してもグローバリストに自国で自由にされるのは許せないのでしょう。

イギリス王室は約1,000年続いているから、国家を守る意識が強いのです。EU相手に一歩を引きません。

最後はEUが折れて、なんとか関係は保たれるように思います。

 

一方、日本はどうでしょう。約2,600年続いている世界一歴史のある国家です。

イギリスを見習って、もう少し国家を守る意識を持ったらいい。

儲けというえさに釣られて、中、韓とのFTAなど、両国との経済連携を強めるのはあまりにも情けないと思う。

中、韓との糸を断ち切るつもりで交渉してほしい。