このデジタルアートのNFTがなんと6.4億円で売れた。
これはカナダ人アーティスCherniak氏が、Art Blocksで作成した作品だが、Art Blocksでこれまでで最高額だったようだ。
この金額を見ると、NFTでバブルが再燃してきているように思える。
次の図は仮想通貨メディアThe Blockのデータである。
アートのNFTは、2021年2月〜3月にかけて、短期間のブームが起こったが、その後、しばらく低迷していた。
7月初め頃、ゲーム関連のNFTに火が付きはじめ、それにつられる形で、7月後半からデジタルアートのNFTも取引量が増加した。
8月は過去最高レベルになっている。
先日、決済大手VISAも「Crypto Punks」の作品を1,600万円相当で購入した。
VISAの購入が知れ渡ると、それにつられて、約10時間で、95億円に相当するCryptoPunksが売買された。
この状況を見ると、やはり、少し過熱感があるように思える。
ただ、NFT購入に参入している個人や企業はまだ少数である。
NFTの市場は中長期的には、まだまだ成長するであろう。
NFTバブルはまだ始まったばかりかもしれない。