南米最大のEC企業「MercadoLibre」が暗号資産サービス提供へ

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 bittimes.net

南米に約4億人が利用するアマゾンのようなECサービス企業(MercadoLibre)がある。

この企業の決済部門であるMercadoPagoは、銀行口座を持たない人でも利用可能なデジタル決済プラットフォームであり、誰もが手軽に利用できるデジタルウォレットを提供することによって「銀行サービスを利用できない人が3,400万人以上存在する」というブラジルの問題を解決するための取り組みを進めている。

 

今回、このMercadoPagoが、ブラジルのユーザー向けに仮想通貨の売買・保管サービスを提供することとなった。

これによって、ユーザーは以下のようなコインの売買、保管、決済利用ができるようになるという。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・パックスドル(Pax Dollar/USDP)

PaxosのPax Dollar はステーブルコインと呼ばれるもので、米ドルに連動したコインである。

よって、米ドルを保有しているのと同じ効果を持つ。もちろんPaxosの信頼性という問題は残るので、元本がドルで保証されているものではない。

 

ブラジルの通貨レアルはそもそもインフレが強い通貨であり、ブラジル国民は常にインフレに悩まされている。

今後、米国が量的金融緩和をやめ、金利も上げてくると、レアルは下落しやすいフェーズに入る。インフレも更に激しくなるであろう。

こういう時には、レアルより米ドルやビットコイン、イーサリアムなどを保有した方がインフレから資産を守るという意味では、賢い選択である。

今回のサービス提供で、保有するだけでなく、決済でも利用できるとなると、利便性も高い。

ブラジル国民も待ち望んでいたサービスといったところであろう。

 

ブラジルだけではない。インフレで悩まされている国は、同様の動きが起こる可能性がある。

インフレヘッジという観点でのビットコイン、イーサリアムなど主要仮想通貨の需要はこれからも続くであろう。