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本日の相場:第2弾の景気対策を求める展開

<株式> 価格 前日比
株安    
NYダウ  8,163.60 -161.27
日経平均  9,647.79 -33.08
香港ハンセン  17,862.27 -117.14
ドイツDAX指数  4,598.19 -53.63
     
<債券>    
米債券高、日独債券安    
米国10年債  3.44% -0.06%
日本10年債  1.30% 0.01%
独10年債 3.32% 0.02%
     
<為替>    
円高・ドル高、ユーロ安    
ドル−円 94.75 -0.56
ユーロ−円  131.86 -1.42
ユーロ−ドル  1.3917 -0.007
豪ドル−円  74.87 -1.16
     
<商品>    
金除き商品安    
NY金先物 928.20 5.10
NY原油先物  62.38 -1.71
CRB商品指数 236.55 -3.58

 

(ショートコメント)
米国のクレジットカード支払い延滞率が2009年第1・四半期に過去最高水準となる等の発表を受け米景気回復懸念を強めている。

第2弾の景気刺激策が必要になるとの観測も出てきており、引き続き神経質な展開。

株式・商品売り−米国債買い、為替は円・ドル買いとリスク回避の動きは継続か。

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08年8月20日Business Week誌で発表された、「幸福度調査」ではデンマークが「世界一の幸福国」に認定されました。(今回はコスタリカが世界No.1)

1981年以来、国際非営利調査機関「ワールド・バリューズ・サーベイ」が97カ国、35万人を対象に収集したデータに基づく結果。

ここで当報告の主執筆者、米ミシガン大学政治学教授、ロナルド・イングルハート氏が、「幸福」の定義の変化、について、興味深い発言をしています。

無題20090707.PNG

 

世界一幸福な国、デンマークコペンハーゲンhttp://blog.goo.ne.jp/magistation/マギーステーションより)
昨年のLehman Shockう前の話になりますが、

08年の世界各国幸福度調査結果によれば、

1位:デンマーク

2位:プエルトリコ(アメリカ領)

3位:コロンビア

4位:アイスランド

5位:北アイルランド(イギリス)

16位:米国 / 21位:イギリス / 30位:ブラジル / 37位:フランス / 43位:日本 / 54位:中国 / 62位:韓国 / 69位:インド / 74位:エジプト / 89位:ロシア / 92位:イラク / 最下位:ジンバブエ

という結果でした。

プエルトリコやコロンビア等、

決して経済的に豊かではない国が

幸福度指数では上位に来ていることに注目してください。

(日本は06年の95位からは上昇していますが、

経済大国でありつつ、54位で平均以下、というのは悲しいデータです

この結果を見て、イングルハート教授は、以下のように述べています。

「概して、この25年間に自由の意識が世界に高まってきたことで、

経済発展が幸福度に及ぼす影響が薄れてきている・・・・

経済の安定してきた先進国では

この傾向が顕著に現れて降り、

必ずしも富そのものではなく、

富を得ることで生き方を自由に選択できるようになったことが

国民の幸福度を高めている。」

「社会の寛容性も、

国民の幸福度を左右する重要な要素となっている。

この25年の間に男女平等とマイノリティー(少数派)や

同性愛者の受容が進んでいることが、

欧州諸国が上位に入った大きな理由となっている。・・・

人間は脅えずに生きていれば、

それだけ他人にも寛容になれる」

事実として、第7位のスイスでは

過去10年で2人の女性が国家元首に選ばれています。

また、第4位のアイスランドは、

同性愛者のカップルに男女の夫婦と

ほぼ同様の法的権利を保障する法律を通過させています。

そして、イングルハート教授は

最後にこのように「仮説」を提示しています。

「今回の調査では、

幸福の秘訣が解明できたとまではいかないものの、

ある程度のイメージが得られた。

博愛心と感謝の気持ち。

どちらも明確にはとらえがたいものだが、

人々の生活に幸福をもたらし、

さらに拡充していくための有効なカギとなっている」

先進国の国民の価値観として、

「富の追求」は当然に大事な事項であり、

排除できないものではあるものの、

その目的は、「自由」にあり、

その自由を許容する「社会の寛容性」

また、その「社会・共同体」への「感謝」の気持ちこそ、

価値観のコア部分がある。

まだイングルハート教授の仮設段階の話ではありますが、

この件と、斎藤一人氏の考え方と重ね合わせると、

一つの方向性が見えてくるような気もしてきます。

最後まで記事をお読み頂き、本当にありがとうございます。

次号、斎藤一人氏の最新著書「この不況で損する人、この不況で得する人」から同氏の景気回復時期「予言」の最終話です。