ビットコインを富裕層顧客に販売へ:モルガン・スタンレー

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www.coindeskjapan.com

www.bloomberg.co.jp

米大手金融グループのモルガン・スタンレーが自社富裕層顧客に、ビットコインファンドを通じて、ビットコインの保有を提案するそうだ。

これまで米大手金融機関が自身の勘定でビットコイン等仮想通貨に投資することはあっても自社の大切な富裕層顧客にビットコインの保有を提案することはなかった。

これは、米大手金融グループがビットコインを投資可能な資産クラスとして認めたことになる。

 

モルガン・スタンレーの試算によると、

「株式60%と債券40%で構成される伝統的なポートフォリオに、2.5%のビットコイン投資を加え、毎月見直しを行った場合のシミュレーションを行っている。その結果、過去7年間のうち5年間で、ボラティリティを大きく上昇させることなく、年率換算のリターンは1.64%の改善となった。」

これは、自分のイメージだが、株、債券、不動産、現金等伝統的な資産だけのポートフォリオでは、リスクを抑えながらリターンを向上させることが難しくなっているのではないかと思う。

 

1971年のニクソンショック以降、金の裏付資産のないドルが大量に発行された。その結果、世界でマイナス金利が出現するなど、イールド(金利)が潰れてしまい、リスクに見合うリターンを得れなくなってしまった。

そこに、ドルを基軸とした中央集権型の法定通貨とは、全く異なった次元の分散型通貨のビットコインが出現し、ドルを中心として伝統的な資産とビットコインが逆相関することがわかってきた。

かつ、ビットコインを持っているだけで、分散型社会の果実(キャピタルゲインや利息)を得れることもわかってきた。

このような理解から、ビットコインを伝統的資産と合わせてポートフォリオで保有することによって、安定して資産を増やすことが可能だと結論付けたのだと思う。

 

モルガン・スタンレーのウエルス・マネジメント部門の富裕層顧客は、約300兆円を当社に預けている。

ビットコインをポートフォリオに組み込むことによって、この2.5%の資産がビットコインに流れたと想定すると、それだけで7.5兆円のビットコインの需要が生まれる。

それだけではない、最大手の金融グループがその方向に舵を切ると、遅れるなとばかりに、他の世界中の金融グループが同様の動きに出でくるであろう。

そうすると、爆発的なビットコインの需要が生まれる。

 

今のビットコインの上昇は、ビットコインバブルの再来と片付けていいものだろうか。今、動き出さなければ、このポートフォリオ組み換えの世界の大きな動きに取り残されるのではないか。

 

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