ドージコイン、コインベース・プロに上場──取引開始は3日の予定 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
ドージコインが、米国の仮想通貨取引所コインベースに上場するようです。
これを受けてドージコインが30%急騰、時価総額6兆円(ランキング6位)となりました。
これまで、あまり興味がなかったので、まったく調べませんでしたが、ここまで注目されると、なんで?と思ったので、少し調べてみました。
まずは以下の記事が面白かった。
ドージコイン(DOGE)とは結局なんなのか?無駄に深掘りします | ビットバンク マーケット情報
なんとドージコインのモデルは日本のかぼすちゃんで、まだ実在します。
このかぼすちゃんがCCTVのTWITTERで拡散され、それを見たドージコインの開発者がこのかぼすちゃんをモチーフにデザインしたそうです。
RIP, Doge! Shiba Inu who inspired popular Internet memes died in Japan aged 16 pic.twitter.com/OO1OrpxULy
— CCTV (@CCTV) 2017年3月31日
ドージコインの開発者は最初ビットコインを真似て、洒落でこのコインを作りました。それがあれよあれよと指示され、まさに6兆円の価値を生むまでになったのです。
機能はほとんど、ビットコインを同じですが、違いは、ビットコインより決済処理スピードが早いのと、手数料が安いのと、無限にコインを一定量発行していくインフレ通貨であることらしいです。
特に、この機能が素晴らしいとかは、ないんですね。
ということは、このドージコインのキャラクターでここまできたのでしょうか。
ある意味凄いキャラビジネスですね。
ちなみに ウォルトディズニーの株式時価総額35兆円、サンリオ1,600億円なので、日本のサンリオを超えて、世界のディズニーに迫る勢いです。
ただ、ディズニーやサンリオのように、何か利益やキャッシュを生み出しているわけではないので、単純な比較はできませんが。
投資するリスクはあるのかと聞かれれば、大いにあります。
この記事も参考にしてください。
ドージコインのクジラが大量のコイン動かす、1日で120億ドル相当が移動 | イーサリアムの2倍 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン
【記事の中のコメント】
さらに分散化が重要であるこの業界の中で、ドージコインは大きな例外だ。1つのアドレスだけでコインの総供給量の28%を保有し、11のアドレスが46%のコインを持っている。ドージコインのファンであるイーロン・マスク氏が、トップホルダーがそのコインのほとんどを売却したら、完全にDOGEを支援すると宣言したが、その状況は変わっていない。
一番の懸念は、11のアドレス(何人かはわかりません)でこのドージコイン6兆円の46%、約3兆円を保有しているということです。まったく保有者が分散されていません。
そもそも、仮想通貨は有価証券ではないので、インサイダー規定が適用されません。
少人数で価格操作できてしまうのです。
私だったら、投資はしません。
ただ、ドージコインの愛らしい顔を見てると、記念に少しは持っておきたい衝動に駆られますね。