過去最大規模660億円相当のDeFiハッキング、だが市場はびくともせず

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coinpost.jp

DeFiのPoly networkで過去最大規模660億円相当のハッキングが起こった。

外部に送金された可能性がある暗号資産は、「イーサリアム」約2895ETH(約300億円)、「バイナンスコイン」約6620BNB(約270億円)、「ポリゴン」約50MATIC(約6300円)。この他、Forbesによれば米ドルとの相場を担保する「USDコイン」も約90億円分が流出したという。

 

Poly networkとは、種類に関わらず、複数のパブリックブロックチェーンを接続できる仕組みを開発し、次世代のインターネットのインフラを構築することを目指しているプロジェクト。

例えばイーサリアムブロックチェーンとバイナンススマートチェーンは、別のブロックチェーンであり、イーサリアムブロックチェーン内で作った仮想通貨(トークン)をバイナンススマートチェーンのサービスで利用しようと思ったら、直接はできないので、仮想通貨を替えて利用しなければいけない。この操作が結構面倒くさい。

Poly networkは、クロスチェーンといって、このような複数のブロックチェーンを接続して、ブロックチェーン間の行き来を簡単にしたものだろう。

 

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、バイナンス(BNB)、ネオ(NEO)、オントロジー(ONT)などの複数ブロックチェーンに対応しているという。

今回攻撃の対象になったネットワークはイーサリアム、バイナンススマートチェーン(BSC)、Polygon(MATIC)だ。

 

今回、被害に遭ったのは、このプロジェクトにステーキングしてお金を預けていた人達である。

このようなリスクも想定してお金を投資しているプロ投資家の人達だから、日本のネムが流出したコインチェックの時のように、大騒ぎにはなっていない。

市場も狼狽売りするような雰囲気でもなく、びくともしていない。

ただ、改めて、ステーキングのリスクを思い知らされた人は多いであろう。

 

また、今回は、お金目的のハッキングではないようで(いわゆるホワイトハッカー)、資金も少しずつ戻し始めている。

Poly networkの脆弱性、ひいてはDeFiサービスの脆弱性を公にし、自己顕示欲を満たすことが目的であったのだろうと言われている。

今後、資金が全て戻ってくるかはわからないが、仮想通貨市場はびくともせず、総じて価格が上昇しているところを見ると、これ以上影響は広がらないのではと思っている。

 

これくらいでびくともしないくらい、ある意味市場はまた新たなバブルを形成し始めているのではないかと思う。