■ 先週金曜日の相場
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●株式
中国 上海A株
2,890.61
(-2.92)
香港ハンセン
22,398.10
(+0.00)
ドイツDAX指数
7,419.44
(+43.20)
NYダウ
12,582.77
(+168.43)
日経平均
9,868.07
(+51.98)
日経225先物(シカゴ)
9,990
(+105.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ドル→ユーロ)
ドル−円
80.80
(+0.26)
ユーロ−円
117.38
(+0.59)
ユーロ−ドル
1.4523
(+0.0022)
●債券
米国10年債
3.18%
(+0.02%)
日本10年債
1.14%
(+0.00%)
■ コメント
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先週末のNYダウは、12,582と約1ヶ月半ぶりの高値で引けた。週間の上げ幅は
- 648ドル(5.4%)。
先週はギリシャ問題に揺れた1週間であったが、結局、IMFやEUによる融資が実行されることになり、ひとまず危機を回避した。
また、週末発表された6月のの米製造業部門景気指数が市場予想を上回るなど、米国経済も一時期懸念されたほと悪くはないとの見方が広がった。
この当面の不安が和らいだことで、市場心理は大幅に改善している。
5月初めから続いた弱気相場は、一旦は底を打った感はある。先週後半からもう既に債券から株や商品へ資金が移され、リスク回避からリスク選好への動きに変わっている。
今週もこの動きに続いて株や商品は上値を試す展開となろう。ただ、先週の上昇が急ピッチなだけに、利益確定売りも多く、上げ幅は限定されそう。
一つ注目は、8日に発表される米雇用統計である。米雇用が改善されていれば、利益確定売りもこなして、一段の上昇となろう。