投資をやっている人の憧れは不労所得を得ることだ。
不労所得とは、不動産賃料収入、株式の配当、金利など、何も働かなくても、寝ていても時間がすぎれば収入が得れるというもの。
ただ、現実世界では、不動産価格、株式の高騰により、利回りは下がり、債券や預金は低金利によりまったく金利収入が得られない状況である。
こんな中、仮想通貨市場では、高い利回りで不労所得を得る方法があり、その方法がじわじわと広がってきている。
その方法とは簡単で、ある仮想通貨を購入して、預けておくだけである。
今回、この仮想通貨のDeFi市場に預けている資産が11兆円を超えたという。
ただ、利用している人は世界で200万〜300万人であり、まだまだ広がってはいない。
もちろん、仮想通貨を預けることは、銀行にお金を預けるのと一緒なので、その預け先が潰れて、仮想通貨が返ってこないリスクがある。銀行のように預金保険はないから、1,000万円までの保証はない。
そのリスクの代わりに年利で5〜20%程度の利息収入は望める。
仮想通貨というと売却益を得るために売ったり買ったりしないといけないと思うかもしれないが、株式の配当と一緒で、仮想通貨を預けているだけで、収入が得れる仕組みがある。
主にステーキングと流動性マイニングというやり方である。
どちらも、そのサービスの仕組みに資金(仮想通貨)を提供し、そのサービスから得られる手数料等を資金提供者に分配するといったものである。
株式の配当に近いイメージだ。
詳しくは次回