NEXOとフィデリティが機関投資家向け融資市場に参入

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jp.cointelegraph.com

NEXOという仮想通貨を知っているか。

私もここに仮想通貨を預けたことがある。

ウォレットのような形になっており、仮想通貨を預けて金利を稼ぐことができる。

現在26通貨に対応しており、利率は3%〜20%(中心8%)である。

nexo.io

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なんで、こんなに利息が出せるの?怪しくないか?と思う人もいるだろう。

NEXOの本業は、貸出サービスである。

この預ける利息以上の金利でこの26通貨を貸出している。

担保は預けた仮想通貨である。預けた担保の範囲内での借入となる。

仮想通貨の銀行のようなものだ。

 

でもそんな高い金利で借りる人がいるのかという疑問もあるかもしれない。

一番は税金の問題である。

どこの国も利益を確定すると税金が発生する。

日本だったら、確定利益は雑所得となり、最高で45%の税金支払いが発生する。

これはあくまで利益確定したらの話で、含み益のままだったら課税されない。

 

中長期的に資産を増やしたい人にとって、利益確定は意味のない行為となる。

ただ、この含み益を次の投資に利用しない手はない。

そこで仮想通貨の貸出サービスの登場である。

 

例えば、100万円仮想通貨に投資をし、これが500万円になったとする。

これを利益確定すると、仮に税率30%だと、400万円の利益✖️30%で120万円の税金が発生する。

次に投資を始めるにしても、500万円-120万円=380万円の投資元本からのスタートである。

貸出サービスを利用して担保の50%まで借入すると、500万円✖️50%=250万円の資金が捻出できる。

売却しないので、税金も払わず、全体の投資資金は、500万円+250万円=750万円となる。

 

もし、投資した仮想通貨が年20%上昇すると、前者だと投資元本が380万円なので、利益が76万円となり、後者だと投資元本が750万円なので、利益が150万円となる。

後者は250万円の借入に対し、利息を10%支払っているので25万円の返済があるが、500万円を8%で預けているので、40万円の利息もある。

返済利息を差し引いても、差し引き15万円の利益である。

 

こうしてみてくると、利益確定して高い税金を払うのは投資効率が悪く、ばかばかしく見えないだろうか。

 

ただ、ここで一つ落とし穴がある。

これは、あくまで仮想通貨が右肩あがりで上昇する場合である。

右肩下がりに下落した時は借入をしている場合、投資元本の含み益が減り続けるている中、利息の支払いも発生し、悲惨な目にあう。

税金払ってでも利益確定しておけば良かったとなるであろう。

 

個人でこのサービスを使うのであれば、まずは預けることで十分な利息を稼げるので、初心者の方は、預けるだけにしておけば良いかと思う。

 

今回、フィデリティと機関投資家向けサービスも提供するらしいので、NEXOの信頼性も増した。

確か、ハッキングにあった時の補償も付いていたと思うので、安心して預けれらる状況となったと思う。

とりあえずは、預けて利息を稼ぐ方法で利用してみてはいかがか。

まずは少額でもやってみることですね。