何度かこのブログでも紹介しているMove to Earnのアプリ「STEPN」のガバナンストークンはGMTといって、既にバイナンスなどに上場している。
上場以来、価格が急騰しているトークンである。
GMTの総発行額は60億GMTと上限が決まっている。
現在はその10%の6億GMTが流通しているようだ。
GMTトークンの発行は計画上、全体の30%が「歩く/走る」ことで配布され、最初の3年間は毎年5%(3億 GMT)というペースで配布される仕組みとなっている。
このように毎年少しずつ、流通量が増えていくということである。
ただ、スニーカーがレベル30以上になることが必要で、まだそのGMT獲得機能は実装されていない。
そろそろ実装される予定とのこと。
今回、STEPNは発表では、2022年1Q(1月〜3月)に198,635.62 SOL(約33億円)の利益を上げており、この利益を使ってこれから1ヶ月ほどかけてGMTを買い戻し、バーンすると説明があった。
今のGMTの価格が300円程度なので11百万GMTが買い戻される計算になる。
まだ、GMTの供給が始まっていないが、今後もこのバーンを続けるのであれば、毎年3億GMTの流通があるとはいえ、一定量がバーンされるから、GMTの流通量が増えすぎて、大きくインフレになることは考えにくいであろう。
このSTEPNの運営は、トークンの管理が非常に上手い印象を受ける。
中長期的な視野でコミュニティを盛り上げていくことを主眼に置いており、短期的な金儲けだけでやっている印象はない。
今後も多くの人に愛されるプロジェクトになるのではないかと思う。